私の過敏性腸症候群の症状

過敏性腸症候群が酷くて絶望するの図 過敏性腸症候群

過敏性腸症候群の患者歴が、遂に27年目に突入してしまいました…。

患者と言っても、2年前までは特に大過無く過ごしていました。しかし、会社の勤務地が自宅からかなり遠くなってしまった為、症状が酷い状態で再発しています。そんな私が現在、どんな症状になっているのかについて、お話しようと思います。

初めての発症は中学生の時

記憶が朧気で申し訳無いのですが、私が過敏性腸症候群を発症したのは、確か中学生の時だったと思います。祖父母の家から帰宅する際に高速道路で車を走らせていたのですが、途中で渋滞に遭遇してしまいました。御約束のパターンになりますが、急に便意が催されてしまったのが、発症の原因だと思います。その時は何とか一番最寄りのガソリンスタンドまで我慢しましたが、ここから急に車に乗車するのが億劫になってしまいました。

過敏性腸症候群に罹る前は車の中で普通に飲食出来ていましたし、車に乗車する前は特にトイレタイムを設定せずでしたが、渋滞と車、そして便意が引き金となってしまいましたので、最初に車が苦手になってしまいました。とは言いましても、この頃は、飲食は不可になったものの、車に乗車する前にトイレに行けば便意は来なかったので、特段意識はしませんでした。

高校生時の電車通勤で症状、悪化

過敏性腸症候群の症状が著しく悪化したのは、高校生の時からです。ここで40分の電車通学というものを3年間続けましたが、丁度朝のラッシュが始まる刻限に電車に乗車しましたので、完全な密室状態でした。しかも残りの10分は更に混雑が激しい電車路線でしたので、既にパニック状態になりました。幸いにも最初の30分は始発駅の次が最寄り駅だったので、何とか座れたのですが、家を出る前にトイレに言っても、「電車にまさに乗るタイミングでトイレに行きたくなる」のが、多々起こり、精神的に参ってしまいました。因みにこの「乗るタイミングでトイレに行きたくなる」というのは、現在も継続しています…。

しかし不思議と帰りの電車では過敏性腸症候群の症状が全く発症せずだったのと、部活動も続けられていたので、単にクセが悪い程度の認識でした。部活の合宿もバス乗車をしましたが、この時も問題は無かったです。

都心への電車通勤で症状、悪化

大学は田舎にあったので、最初の2年間は片道2時間半、残りの2年間は引っ越しをしたものの、片道2時間という遠距離通勤でした。ただ電車の行き先が下り方向だったのと、殆どの授業が10時40分開始の2時限目からでしたので、満員電車に乗車する負担がありませんでした。従って大学生時代は、過敏性腸症候群で苦労した思い出が、殆どありません。

大学院時代では、大学生の頃よりも通学時間が半分になりました。ラッシュが激しい上り方面の電車とは言え乗り換えが多かったので、1回に乗車する時間が少なかったのです。ここでも過敏性腸症候群での苦労はありませんでした。最も学友に恵まれずでしたのでストレスが半端なく溜まっていましたが…。

さて、大学院を卒業してから派遣社員として就業しましたが、最初は、某コールセンターに3ヶ月間配属されました。ここの場所が新宿まで出て、山手線で20分近くも乗車するという、絶望的な場所にありました。言わずもがな、はい…過敏性腸症候群が最悪レベルで発症しました。毎朝毎朝、トイレで途中下車は当たり前、更にコールセンターでしたので12時間拘束というストレスな上に、そもそも極度の上がり症な私にはコールセンターは全く不向きでして、食欲不振にも悩みました。

過敏性腸症候群が酷くて絶望するの図

派遣会社に半ば騙された様なものでコールセンターに配属されてしまいましたから、堪忍袋の緒が切れてしまいまして、契約期間の残り1ヶ月は、勤務地が新宿でデーター入力の業務に従事させて貰えました。勤務地が通勤時間が短い新宿になったものの、一度酷くなった過敏性腸症候群は、最早覆水盆に返らず。毎朝トイレで途中下車の日々でした。その後は短期契約での派遣をやっていましたが、勤務地が近場だったので、過敏性腸症候群から少しだけ解放された様なものでした。

帰りの電車乗車時に症状、悪化

もう短期の派遣は嫌だー、と思いつつも、何気に新聞広告で見た派遣社員募集の求人。これが今でも13年間勤務している会社です。通勤時間が電車乗車時間が普通列車でも30分、自宅から最寄り駅まで徒歩20分。上り方面の路線でしたが、乗車時間が短いので過敏性腸症候群の私でも負担にならずでした。

ところが業務が縮小傾向になってしまい、2年前から、勤務地がこれまた都心へ移転してしまいました。しかも、新宿から東京都下を走る地下鉄の中で一番地下を走っている大江戸線に乗車しないといけません…。

新宿からも大江戸線のホームに辿り着くまで時間が掛かりますし、大江戸線の最寄り駅も地上に出るまで、これまた時間が掛かります…。「初見殺しの路線」と言われる所以です。

徒歩を含めて片道50分の通勤時間から、徒歩込みで2時間という通勤時間になりました…。過敏性腸症候群の私には、考えただけでも地獄です…。これはもう普通に家を出るのは無理だと思い、座れる時間帯である朝の6時前の電車に乗車し、薬で寝てやり過ごす作戦を取りました。朝はこの対策が奏功していますが、帰りの電車に乗車する際、過敏性腸症候群の症状が発症するという、今まで起こりえなかった症状が、発症してしまいました。故に今は行きよりも帰りが非常に憂鬱になっています…。

特定の場面になると過敏性腸症候群が発症

あれだけ電車に乗車する前にトイレに行っているにも関わらず、電車が発車するタイミングでトイレに行きたくなったりします。また電車に乗車している際に、緊急停止して長時間電車が止まっただけでも、同様の症状が出ます。どうやら私は「自由が利かない精神状態に置かれると、過敏性腸症候群が発症する」タイプの人間らしいです。一時期、心療内科の先生に「パニック障害もあるかも」と言われた時もありました。

こんな有様ですから、外での外出は躊躇しますし外食なんて、もっての他になります。当然生活の質は低下しますし、休みになると、引き篭もりしています。しかし、病院に通院している割には、根本的な治療になっていない現状に疑問を感じまして、現在、通院している心療内科と胃腸科の病院を変えてみようと考えている次第です。

病院を変えるのを検討中

次回は私が現在服用している薬について、紹介したいと思っています。

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